上越地域の”農”を支える、大きな農業用水。世界かんがい施設遺産に登録された近江用水路をはじめ、さまざまな水利施設があります。先人が築いた「地域の宝」の歴史や役割を学ぶとともに、生産者の声に耳を傾け、これからの農業について考えます。
紙面
2024年度
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
イベント
2016年度
上越
連続講座 第1回「水利の歴史と新潟農業の今」
中越
連続講座 第2回「水利の歴史と新潟農業の今」
用水の一滴が血の一滴。柏崎市を流れる鯖石川にある藤井堰(ぜき)。その近くに建つ石碑には、水争いを繰り広げた地域の歴史が深く刻み込まれています。農業用水が田畑を潤し、多彩な農産物を栽培するようになった現在でも、用水の大切さは変わりません。柏崎周辺や日本一の大河、信濃川が流れる長岡周辺でも用水路を開削し、コメどころの礎を築きました。先人の苦難の歩みをたどりながら、中越地域の農業の明日を探ります。
下越
連続講座 第3回「水利の歴史と新潟農業の今」
海抜の低い新潟平野はかつて低湿地帯が広がり、人々は腰まで泥に浸かりながらコメ作りに取り組んでいました。その風景は、放水路の開削や排水機場の整備により一変。今では日本有数の農業生産地として広く知られています。水との闘いを振り返りながら、下越地域の農業の展望を描きます。